波屋書房

柴田書店旭屋出版は料理・飲食業に関する専門出版社です。食についての版元の双璧と言えます。
http://www.shibatashoten.co.jp/special/60th_fukkoku/fukkoku.html
創業60周年を記念して柴田書店から復刻版が刊行されています。

そこで、読者のみなさまからご要望の多い、現在品切れ中の書籍10点を、丸善書店株式会社様、株式会社ジュンク堂書店様、波屋書房様限定販売で復刻させていただくことにいたしました。

販売されているのは上記の3社だけです。ここで知らない方は波屋書房って何と思われるかもしれません。大阪なんばの南海通りにある小さな書店です。店舗面積は小さいですけど、知る人ぞ知る料理・食の新刊本をたくさん取り揃えている本屋さんなのです。

http://tamagazou.machinami.net/minami.htm
高島屋前の交差点を渡り右側(東側)が南海通りの入り口です。アーケードを進んで行きますと左手(北側)にお店があります。入り口の通路は左右に分かれていて、左側に料理・食に関する本が置かれています。右側は雑誌や新刊書が置かれていますが芸能や文芸書も通常の書店よりも多く目に留まります。

棚は高くなっていて上段にはあまり動きの無い本を常備してあります。いま思い出したのですが、日本の食生活全集を探していた時に上段の方に在庫があって踏み台で取って貰ったこともありました。

http://www.books-yagi.co.jp/pub/cgi-bin/bookfind.cgi?cmd=d&mc=m&kn0=20&ks0=4-8406-8020-5&pr=&kw=15
近場にはジュンク堂千日前店がお店を構えています。小規模書店の閉店が相次ぐ中、料理・食の専門書を求める職人さんが店の売り上げを支えているのでしょう。それに2店舗を回ればどちらかのお店に在庫があるかもしれないことも両者にメリットとなっているかもしれません。文芸書が多いのは、辻馬車の伝統を引き継いでいて、また贔屓筋のお得意さんも脈々と続いているのだと思います。


限定復刻版 京の味焚合せ


限定復刻版 京味の焼きもの