「はてな」と「不良回答者」のコラボレーション

http://q.hatena.ne.jp/1234692427#c143308
今まで門外不出だった情報が不良回答者がかく語ることで分かってきたことがあります。先に要約しておきますと、不良回答(者)を減らすことに対して「はてな」は積極的ではなかったということです。

それと利用停止というのは、「はてな人力検索の利用停止」であって他の機能はふつうに使えるのですよ。ダイアリーを書いたり、ブクマを貼ったりはできるんです。だから、会員資格を停止されているわけではないんです。あくまでまだユーザーであり、退会の規定(ポイント交換できる)も適用されるのです。一部機能を制限されたユーザーなのです。

利用停止措置が発動されればポイント交換して退会すればいいようです。

ただし、フルのアカウントではないから、人力検索の利用停止になった場合、退会後に新しいアカウントを同じメールアドレスでとることもできるし、このことについて、はてなが取るなとか禁止したことは一度もありません。

不良回答者が「はてな」を退会した後にIDを取得するには、既存とは別のメールアドレスを用意するものだと思ってきました。同じメールアドレスで再び「はてな」のIDを取得出来るのでしたら同一人物が永続して回答を継続することが可能です。これでは不良回答者を排除することは考えておらず、不良回答者さん熱烈歓迎と同じです。枯れ木も山の賑わいであって、不良回答が多くても回答が付けばいいと「はてな」は判断しているのでしょうか。

純化すれば次のような流れです。

振出:「はてな」で不良回答を繰り返す→不良回答者認定→「はてな人力検索」利用停止→ポイント交換→退会→同じメアドで再び新規ID取得→振出に戻る

不良回答者と認定したところで退会後、簡単にIDを取得できるのなら、不良回答者と認定する意味がありません。IT系以外の質問では一部を除いて「はてな」の回答が劣化しています。それを支えているのが「はてな」の仕組みです。

ただし、はてなスタッフはとてもいじわるく、交換最低基準の2000ポイント直前にいつも利用停止してくるので、そのままではポイントを放棄しないといけません。

だから、新しいアカウントですこしポイントがたまったら、旧アカウントにたとえば500pを送信して、ギフト券交換し、旧アカウントを退会処理するのです。
そうしないと、はてなが利用停止してくるたびに、2000ポイント弱失うことになります。
この間だけ、一時的に2アカウント所持していることになりますが、人力に使えるのは常に1アカウントなのです。

上記の振出に戻って、不良回答を繰り返すとします。2000ポイント近くに達するまでは、回答を容認していることになります。「はてな」で不良回答が減らない理由がここにも示されています。イイですよ、気の済むまで不良回答してくださいね、でも2000ポイント辺りまでにしてください、ということでしょう。

そこで不良回答者が対策を講じたのが、別アカウント作戦だったようです。不良回答を繰り返したIDは1700ポイントで一旦回答を停止します。別のIDでポイントゲットした500ポイントを前者のIDにポイント送信します。ポイント交換した後、退会して再び同じメールアドレスを使って新規のIDを取得して同じように不良回答を開始します。そのIDは不良回答者だとは最初のうちは気付かないから、騙されるユーザーからポイントを簡単に窃取することができます。「イタチごっこ」と形容したことがありましたが、やはり「はてな」の仕組みが不良回答者をのさばらせてきたのでした。

心持ち質問件数の減少に歯止めが掛かったかのように思えるのですが、大きな流れの中で質問件数が右肩下がりになってきたのは、不良回答(者)を放置してきた「はてな」の運営方針の為です。自業自得という訳ですけど、ここにきて漸く重い腰を上げたとしても何ら抜本的な解決には至っていないです。焦点はこの回答者に集まっています。しかしながら、いみじくもこの回答者が別のコメントでも触れているように、不良回答者はこの一人ではありません。他にも数人(数ID)います。どうあがいてもポイント制の弊害から抜け出すことは無理なのでしょう。ポイント制を採用している良い点もあるのですが、IT系以外の質問に劣悪な回答が目立つ現状から抜け出すことは難しいようです。