はてなの広告枠が売れ残っている問題

はてな」トップページの右側に次のような自社広告が入っています。
http://www.hatena.ne.jp/

もしも生活に
はてながあったら・・・

この枠は本来ならば他社の広告が掲載される場所です。広告が入らなかった為に自社広告を代用しているのです。
http://hatenasales.g.hatena.ne.jp/
「広告商品のご案内」によりますと、この枠は「はてなレクタングルトップページパッケージ」として販売されていることが分かります。掲載箇所は次の通りです。

はてなトップページ、はてなダイアリー人力検索はてな
アンテナなど、各サービスのトップページ右サイドバー

リンクで確認してみましょう。全ての右サイドバーには自社広告が上がっています。
http://www.hatena.ne.jp/
http://d.hatena.ne.jp/
http://q.hatena.ne.jp/
http://a.hatena.ne.jp/

この事態はたまたま空白期間が生じたのでしょうか。
http://hatenasales.g.hatena.ne.jp/filelist
> 080128はてな広告空き枠(広告会社様向け).pdf
上記の広告枠が今度は2月11日から3月2日まで空いています。要するに広告掲載の予定が現時点で入っていないということです。「株式会社はてな」の収益は広告が重要な要素を占めていると考えています。はてな及び主要サービスのトップページの広告が売れ残っているということは、広告主から宣伝効果が少ないと判断されていることになります。少なくとも支出額に見合った広告にならないと考えられているのです。

企業を維持していく為には、固定費が掛かります。たとえば事務所の賃貸費や人件費などです。サーバーの維持費も含みます。これらの諸経費は収益が無くても一定額は必ず支出しなければならないのです。トップページの広告収入は年度予算には折り込まれているはずです。ところが肝心の広告枠が売れなければお金が入ってこない一方で固定費は支払わなければなりません。短期的には乗り切れても今後も広告枠が売れ残る事態となれば経営的には非常に重大な問題を孕んでいます。