専門的知識を要する回答にご注意

法律・経理・税務に関わる質問に対して必ずといっても過言でないくらい回答する方がおられます。司法試験に合格できる程度(そこまで行かなくてもある程度の正確な判断力)の法律知識を持っていたり会計・税金方面の実務経験を有しておられるのでしたら質問者さんにとって心強いです。専門知識・経験を有意義に「はてな」で生かしていただきたいと思います。

私もその方面の質問には関心があるものですから、その常連さんの回答をどうしても拝見することになります。ところが残念なことに、たいていの回答は条文解釈を間違っていたり回答者さんの勝手な思い込みで書かれているのです。

私も気付いた時は、間違っていることを指摘した時もありました。しかしほぼ毎日回答されておられて、その度に疑問点・問題点が生じ明らかな誤回答も散見されます。コメントなりT/Bで意見していけば毎日その回答者さんに文句を言わなければなりません。キリがないのでいつしか誤りを正すことも控えるようになりました。

素人のするQ&Aサイトは玉石混淆の回答がどうしても集まります。質問者さんはよく知らないこと、分からないことを尋ねているので、如何にも専門用語を知っているかのように装って回答されますとコロッと騙されることもあります。はてなの回答はあくまでも素人の床屋談義程度の参考にとどめておかれるのが後々後悔しない最良の姿勢です。

専門家・有経験者による良回答もありますので、その判断はなかなか難しいと考えられます。回答の質を判定する一つの簡単な方法があります。回答文の中で基本的な用語を誤字している場合、回答内容を疑ってみることです。キーボードから入力しているので誤変換は誰でもする可能性はあります。しかし知識を持っていれば基本用語ならば直ぐに間違いに気付くものです。それに誤変換が多い回答は推敲しないで適当に書いていることになりますのでいい加減に回答していることが多いです。