「他ユーザーの設定による回答拒否」

http://q.hatena.ne.jp/1206074593#c117489
回答になっていない回答を繰り返すユーザーを排除するには、「他ユーザーの設定による回答拒否」の人数設定が有効なこともあると思います。しかしながら、この設定を採用した場合に問題なのは、優良回答者も回答不可となることです。

他のコメント欄での投稿も踏まえて考察しますと、悪意でもって特定のユーザーを回答拒否しているユーザーがいることは確かです。回答拒否しているユーザーが全く質問をしたことが無くても人数設定には有効に機能します。

同一人物が複数のIDを取得することは禁じられていますが、そのチェックは実施されていません。またメインアカウントを取得しますとサブアカウントを4個作成できる仕様となっています。サブアカウントによる回答拒否も人数設定に有効なようです。そうしますと、同一人物が4つのIDを取得して毎月特定のユーザーに対して回答拒否を更新しますと質問者さんが20名の人数設定をしていたとしても回答拒否されたユーザーは回答することが不可となります。

質問者さんが某回答者の回答を希望していたとしても人数設定により回答不可となる悲劇が度々繰り返されています。コメント欄で回答出来ませんと投稿して、質問者さんが人数設定を解除したのち、回答するケースも多々見られます。この設定は本来の機能を逸脱して悪用されているのが現状です。

もう一つ考えなければならないのは、人数設定は新規IDには全く意味が無いということです。回答になっていない回答を繰り返すユーザーはIDを取っ替え取っ替えしています。毒回答者だと「はてな」内で認知されれば次のIDに乗り換えて新規ID者として回答を行ないます。

新規IDでは質問者さんも当該回答者がどのような回答をするのか分からない為に回答をオープンした後に「しまった」と分かることになります。新規IDの回答者は回答をオープンしないというスタンスを採用している質問者さんもいます。このケースでは優良回答者であっても回答がオープンされないという奇妙な事態を招くことになります。

新規ユーザーさんが5件の回答をしていました。オープンされた2件の回答はきちんと論証もされていて将来が有望な回答者さんでした。ところが3件(内2件は同一質問者)の回答はオープンされませんでした。他の回答で満足したり回答時期が遅れたためではありません。新規IDによる回答を飛ばして次の回答はオープンしていました。結局、その回答者はそれ以降回答をしていません(若しくは退会したかもしれません)。本当の事情は不明ですけど、回答がオープンされないことから「はてな」に嫌気が差したと考えられるのです。数多くの良回答を繰り返してきたユーザーも、この人数設定による回答拒否が機能してから「はてな」から足を洗ったのも知っています。

人力検索はてな」は完成したシステムだと運営側は考えているようです。でもこの機能に関しては悪用されていますしユーザー間に相互不信を植え付けています。更には優良回答者が離反する要因ともなっているのです。