読み手と送り手

http://d.hatena.ne.jp/goldwell/20090124
http://q.hatena.ne.jp/1196222965#a782098

私もこの曲を最初に聴いた時は亡くなったお子さんをテーマにしたものだと感じました。ただ歌う前に司会者がこの件に関して尋ねたら、聴いていただいた方の解釈に委ねますと答えていました。実話であるならばどういうことなのかしらと思ってネットで調べますと、実は犬が亡くなったことをテーマにして作られたことが分かりました。歌詞から受け取るメッセージは、読み手の解釈に委ねられます。私も最初のイメージを抱いたまま、今でもこの曲を聴いています。でも誰かとこの曲を話題にした時に、「さくら」は実は犬のことだよと指摘されて、「えっ!」と驚くよりも「そうだね」と相づちを打てた方がいいのかもしれません。
http://www.takanokenichi.com/sakura.html

この曲は西加奈子さんの同名小説からインスパイアされて作った曲です。

さくら

さくら

下のブログにも書かれているように、この絵にヒントが隠されていたのですね。
http://papipupe-poco.jugem.jp/?eid=36

西加奈子著「さくら」を調べてみた。
「僕」は男の子だった。
「さくら」は犬だった。
犬との別れを書いた詩だった。